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航 空 史 年 表

700年頃 遣唐使一行によって、中国の凧が日本へ伝えられる。
1130年
修道士エルマーは塔から飛び降り、200ヤードの距離を飛んだが、墜落して足を砕いたという。(イギリス)
1452年
イタリアでレオナルド・ダ・ヴィンチ誕生。(イタリア)
1490年
レオナルド・ダ・ヴィンチの出版した「アトランティック」に各種の空飛ぶ機械の構想がスケッチ入りで紹介。羽ばたき機や、ヘリコプターのルーツのスケッチなど。(イタリア)
1648年
ジョン・ウィルキンズ僧正、「数学的魔術」を出版。(イギリス)
1670年
イエズス会の神父フランチェスコ・デ・ラーナは自著「プロドモロ」の中で帆のついた船に真空状態にした銅製の球を4つ付けた飛行船を発表。(イタリア)
1740年
ジョセフ・ミシェル・モンゴルフィエ誕生。(フランス)
1745年
ジャック・エティエンヌ・モンゴルフィエ誕生。(フランス)
1746年
ジャック・アレクサンドル・シャルル誕生。(フランス)
1766年
ヘンリー・キャベンディッシュ、水素の分離に成功(イギリス)
1770年頃 平賀源内が長崎で外国人から「雲中飛行船」の図を購入して田沼主殿頭に贈る。
1774年
航空の父ジョージ・ケイレーがイギリスのヨークシャー州で誕生。(イギリス)
1783年
6月5日 モンゴルフィエ兄弟はアノネーで公開実験を行い気球は無人ながら高度1800メートルまで上昇。(フランス)
8月27日 シャルル教授の水素気球による実験飛行。3000m程上昇した後、気球内部の圧力により破裂して墜落。(フランス)
9月19日 動物による初飛行。モンゴルフィエ兄弟の製作した熱気球が、ルイ16世、王妃マリー・アントワネットらの見守る中、羊、アヒル、鶏を乗せて高度約550mまで上昇した。(フランス)
11月21日 人間の初飛行。ロジェとダルランド侯爵はモンゴルフィエの熱気球でパリのシャトー・ド・ラ・ミュエートから離陸し、高度500m以上に達した。(フランス)
12月1日 シャルル教授と助手ロベールは水素気球によりパリで約2時間の飛行に成功する。(フランス)
1785年
1月7日 フランス人ブランシャールとアメリカ人ジェフリーが水素気球で、ドーバー海峡横断に成功する。
6月15日 初の気球による死亡事故。ピラトール・ド・ロジェとジュール・ロマンは気球で飛行中、ブローニュ近郊で炎上して墜落死。(フランス)
表具屋幸吉が竹製のグライダーで初飛行に成功したと伝えられる。(日本初飛行?)
1794年
6月2日 気球の初めての軍事利用。オランダ軍とオーストリア軍に包囲されたフランス軍は気球による偵察飛行を行う。(フランス)
1797年
10月22日 パラシュートによる初降下。ガルネランはパリ近郊で高度900mの気球から降下した。(フランス)
1799年
ジョージ・ケイレーが「飛行機」の概念になるスケッチを描く。(イギリス)
1825年
アンリ・ジファール誕生。(フランス)
1832年
オクターブ・シャヌート誕生。
1834年
サミュエル・ラングレー誕生。(アメリカ)
1838年
フェルディナンド・フォン・ツェッペリン誕生。(ドイツ)
1846年
イギリスの化学者ジェームス・スミスの寄付により、アメリカにスミソニアン協会誕生。(アメリカ)
9月2〜3日 気球のアルプス初横断。アルバンはマルセイユからトリノ付近までの飛行に成功。(フランス)
1847年
アルトウル・クレーブス誕生。(フランス)
1848年
オットー・リリエンタール誕生。(ドイツ)
1849年
ジョージ・ケイレーの複葉グライダー「フライヤー」が10才の少年を乗せて数m浮上し、これが世界で最初の重航空機の飛行になる。(イギリス)
1852年
9月24日 実用的な最初の飛行船。アンリ・ジファールは蒸気機関付の飛行船でパリからトラップまで約27kmを飛んだ。(フランス)
1853年
ジョージ・ケイレーのニュー・フライヤーが御者を乗せて153m飛行する。(イギリス)
1859年
ジョン・ワイズは気球による航空郵便を計画するが失敗に終る。(アメリカ)
フーゴ・ユンカース誕生。
1867年
4月16日 ウィルバー・ライト誕生。(アメリカ)
1871年
ペノー、模型機プラノフォアを作る。世界初の固有安定を持った飛行機。(フランス)
8月19日 オービル・ライト誕生。(アメリカ)
1872年
ルイ・ブレリオ誕生。(フランス)
1873年
7月20日 サントス・デュモン誕生。(ブラジル)
1878年
ライト兄弟の父が、兄弟にペノーの模型飛行機「プラノフォア」を与える。(アメリカ)
1880年
ガブリエル・ボワザン誕生。(フランス)
1882年
シャルル・ボワザン誕生。(フランス)
アンリ・ファルマン誕生。(フランス)
1883年
ユベール・ラタム誕生。
1884年
7月20日 モジャイスキー設計の蒸気機関式単葉機がペテルスブルグ近郊で斜面から滑走し、20〜30mの間浮揚したが持続飛行には失敗し、機体を破損。(ロシア)
8月9日 ルナールとクレブスは飛行船「ラ・フランス号」で7.6kmを23分で飛行した。(フランス)
1885年
11月10日 ゴットフリート・ダイムラーがガソリン・エンジン付2輪車を開発し、息子のパオルの運転で3kmの試走に成功。(ドイツ)
1886年
カール・ベンツ、4サイクル・ガソリン・エンジン付3輪車を製作。(ドイツ)
1889年
リリエンタール「航空の基礎としての鳥の飛翔」を出版(ドイツ)
1890年
クレマン・アデールの蒸気機関式単葉機「エオール号」が滑走中、約50mに渡って浮揚した。(フランス)
4月6日 アントニー・フォッカー誕生。(オランダ)
1891年
二宮忠八の作ったゴム動力のカラス型模型飛行機が飛行に成功。(日本)
1892年
ライト兄弟はゴムタイヤでチェーン駆動の新型「安全自転車」を購入。(アメリカ)
5月31日 ニューヨーク州ハンモンズポートにグレン・カーチス誕生。(アメリカ)
1893年
ローレンス・ハーグレイブ、箱型凧を発表。(オーストラリア)
二宮忠八、全長2mの玉虫型飛行器の模型を制作。(日本)
1894年
オクターブ・シャヌート「飛行器械の進歩」を出版(アメリカ)
1895年
ライト兄弟は自転車の販売・修理工場をデイトン市西3番街に設立。(アメリカ)
1896年
ライト兄弟のライト自転車会社独自設計の自転車を製造するようになる。(アメリカ)
ラングレーの模型飛行機「エアロドーム5号」と「6号」がポトマック川に浮かべた屋形船の上に設置された発射台から飛行。最長飛行距離は1440mに達した。(アメリカ)
オクターブ・シャヌートがハンググライダーの実験を開始。(アメリカ)
8月9日 リリエンタールがグライダーで滑空中に突風に見舞われ墜落、翌日死亡した。(ドイツ)
1897年
10月14日 クレマン・アデールの三号機「アヴィオン」号はベルサイユ南方のサトリの陸軍キャンプで滑空試験を試み、その間車輪のワダチが300mにわたって消えているので飛行したと主張した。
1898年
フランス航空クラブが設立(フランス)
7月4日 サントス・デュモン、1号気球「ブラジル号」初飛行。(フランス)
9月20日 サントス・デュモン、第1号飛行船を製作。(フランス)
1899年
ボワザン兄弟、グライダーによる飛行実験を開始する。(フランス)
5月11日 サントス・デュモン、第2号飛行船初飛行。(フランス)
5月30日 ウィルバー・ライトはスミソニアン協会に手紙を書く。(アメリカ)
11月13日 サントス・デュモン、第3号飛行船初飛行。(フランス)
1900年
ライト兄弟、第1号グライダーを制作して飛行実験を開始する。(アメリカ)
7月2日 ツェッペリン伯爵の第1号飛行船「LZ-1」がボーデン湖上で約20分間の初飛行に成功。(ドイツ)
8月 サントス・デュモンは第4号飛行船完成。(フランス)
1901年
ライト兄弟、第2号グライダーで飛行実験。(アメリカ)
6月31日 ベルソンとスリングは気球で10,800mまで上昇し、気球の初の公認世界記録を樹立した。この記録は以後30年以上破られなかった。(ドイツ)
7月9日 サントス・デュモン、第5号飛行船初飛行。(フランス)
10月19日 サントス・デュモンは第6号飛行船でエッフェル塔周回飛行に成功して懸賞金10万フランを獲得。(フランス)
1902年
ライト兄弟は第3号グライダーで最初の旋回飛行に成功する。(アメリカ)
2月4日 チャールズ・リンドバーグ誕生。(アメリカ)
1903年
10月7日 ラングレー教授の設計した「エアロドーム号」がマンリーの操縦で、ポトマック川に浮かべた屋形船の上に設置された発射台から飛行したが、水中に墜落破損。(アメリカ)
12月14日 ライト兄弟は「フライヤー1号」で最初の飛行に挑戦するが、4.5m程上昇した後、失速して失敗に終る。(アメリカ)
12月17日 ライト兄弟の制作した「フライヤー1号」がノースカロライナ州キティーホーク海岸で合計4回の飛行に成功。最初は36m、最長飛行距離約250m。(アメリカ)
1904年
ライト兄弟、フライヤー2号を制作。デイトン郊外のハフマン・プレイリで年間約80回の飛行。(アメリカ)
1905年
ボワザン兄弟が世界で最初の飛行機製造会社を設立する。(フランス)
6月8日 ボワザン兄弟はアルシュデック注文のフロートをつけた水上グライダーをセーヌ河に浮かべてモーターボートで曳航する実験を行い150mの飛行に成功した。(フランス)
10月5日 初の30分以上の飛行。オービル・ライトの操縦するフライヤー3号がオハイオ州デイトンで38分の飛行に成功する。(アメリカ)
10月12日 国際航空連盟(FAI)がパリに設立される。(フランス)
1906年
ライト兄弟の合衆国特許821393号公告。(アメリカ)
9月13日 サントス・デュモンが14bisで飛行を試みるが失敗に終る。(フランス)
10月23日 サントス・デュモンが14bisでパリ郊外のバガテル広場にて60mを飛行してアルシュディック賞を授ける。(フランス)
11月12日 サントス・デュモンが14bisでバガテル広場にて約220m、21秒間の飛行に成功し、FAI公認の世界記録第1号となる。(フランス)
1907年
3月30日 ボワザン・ドラグランジュ1型機は、シャルルの操縦で6秒間、60mのジャンプに成功。(フランス)
9月29日 ルイ・ブレゲーのヘリコプターが初飛行するが、4人の地上員が機体の一部を支え、安定の助けをしたために自由飛行とは認められず。(フランス)
11月5日 ボワザン・ドラグランジュ1型機で40秒間、500mの飛行に成功。(フランス)
11月13日 ヘリコプターの初飛行。ポール・コルニュの自作ヘリコプターが自由飛行状態での垂直上昇に成功。(フランス)
1908年
1月13日 アンリ・ファルマンはボワザン・ファルマン複葉機でヨーロッパ初の1km以上の周回飛行に成功し、ドゥーシュ・アルシュデック賞5万フランを獲得する。(フランス)
5月14日 最初のパイロット以外の搭乗者。ファーナスはキティーホーク海岸でウィルバー・ライトの操縦するライト機に同乗、650m、28.6秒の飛行を体験した。(アメリカ)
6月21日 グレン・カーチスはジューン・バック号で368mの飛行に成功。(アメリカ)
7月4日 グレン・カーチスはジューン・バック号で3距離1.53kmを1分42秒で飛行。アメリカ最初の公認記録。(アメリカ)
7月6日 ファルマンは20分20秒の飛行をして、ヨーロッパ記録を立てて、最初の四分の一時間を越えた飛行をしたとして、賞金1万フランを獲得。(フランス)
7月22日 アントワネット2型単葉機の初飛行。(フランス)
8月4日 ツェッペリン飛行船LZ-4号は火災事故で焼失。(ドイツ)
8月8日 ウィルバー・ライトがル・マンの郊外ユノディエール競馬場で公開飛行を行う。(フランス)
9月17日 飛行機の墜落事故による最初の死者。米軍のセルフリッジ大尉はフォート・メイヤーでオーヴィル・ライトの操縦するライト機に同乗して飛行中、飛行機が墜落して死亡、オーヴィルは重傷を負った。(アメリカ)
10月9日 アントワネット4型単葉機の初飛行。(フランス)
12月31日 ウィルバー・ライトはオブールの陸軍駐屯地で2時間20分23秒の飛行を行う。(フランス)
1909年
1月23日 ブレリオ11型機の初飛行。(フランス)
4月― カーチス・ゴールデンフライヤーの初飛行。(アメリカ)
4月6日 ファルマン3型機の初飛行。(フランス)
4月17日 アントワネット7型単葉機の初飛行。(フランス)
7月19日 ラタムはアントワネット4型単葉機で英仏海峡横断に挑戦するが失敗に終る。(フランス)
7月25日 飛行機による初の英仏海峡(ドーバー海峡)横断。ルイ・ブレリオはブレリオ11型単葉機でカレー近郊からドーバーまで38分間で飛行した。(フランス)
7月27日 ラタムはアントワネット7型単葉機で再び英仏海峡横断に挑戦するが失敗に終る。(フランス)
8月22日〜29日 フランスのランスで世界最初の国際飛行競技会が開催される。38機の飛行機が参加し、25万人以上の観客が集まった。(フランス)
10月16日 世界最初の航空輸送会社DELAG設立。(ドイツ)
1910年 1月12日 初の高度1,000m突破。ポーランはファルマン複葉機で、ロサンゼルスで1,209mに上昇した。
3月5日 アンリ・ファルマンは3人の乗客を乗せて1時間2分25秒の飛行を行なう。(フランス)
3月8日 女性初の操縦士免許取得。ドラロッシュ男爵夫人。(フランス)
3月28日 世界初の水上機の飛行。ファーブルは自作の前翼式水上機でマルセイユ付近のベル湖を滑走、離水して約500mを飛ぶ。(フランス)
6月22日 DELAGのツェッペリン飛行船による旅客輸送が始まる。1914年7月31日までの間にツェッペリン飛行船6隻で運航し、総計273,600Km、34,000人の旅客を運び、1人の負傷者も出さなかった。(ドイツ)
7月10日 初の時速100km突破。モラーヌはブレリオ12単葉機で、ランスで時速106.508kmを記録。(フランス)
9月8日 日本初の飛行船。山田猪三郎は飛行船山田式第1号を完成させ、東京大崎にて飛行試験を行なう。(日本)
9月23日 飛行機による初のアルプス越え。ペルー人シャヴェーズはブレリオ11型機でスイスのブリークからシンプロン峠を越えてイタリアのドモドッソーラまで飛んだが、着陸時に墜落、重傷を負って翌日死亡した。
12月8日 初の高度3,000m突破。ルガニョーはブレリオ単葉機で、ポーで3,100mまで上昇した。(フランス)
12月10日 史上初のジェット機。ルーマニアの若い設計者アンリ・コアンダは50馬力エンジンで圧縮機を駆動する一種のジェット機を試作し、パリ郊外で飛行試験を行うが、失速大破。(フランス)
12月19日 日本での飛行機初飛行。徳川大尉のアンリ・ファルマン機と日野大尉のグラーデ単葉機は東京代々木原で公開飛行に成功する。(日本)
12月21日 初の周回距離500km突破。ブレリオ単葉機でルキャニューは515.9kmを飛行。(フランス)
1911年 1月18日 初の艦上離着陸。エリーはカーチス複葉機で巡洋艦ペンシルバニア後甲板の特設プラットホームに着艦。再び離艦する事に成功する。(アメリカ)
1月26日 カーチス水上機の初飛行。(アメリカ)
4月12日 初のロンドン〜パリ間無着陸横断飛行。プリエはブレリオ単葉機でロンドンのヘンドン飛行場からパリのイッシ・レ・ムーリノーまで飛行。距離約400km飛行時間4時間55分。(フランス)
4月28日 伊藤中尉が徳川大尉のブレリオ機に同乗して、カメラで地上の風景を撮影する。日本初の航空写真。(日本)
5月5日 奈良原三次が設計、東京飛行機製作所で製作した奈良原式2号が所沢飛行場で、初飛行。高度4m、距離60mを記録し、国産機の初飛行となる。(日本)
9月15日〜11月5日 初の米大陸横断飛行。ロジャースはライト複葉機でニューヨークを出発、68回82時間の飛行を重ね、カリフォルニア州ロングビーチまで飛行した。(アメリカ)
1912年 フォッカーがベルリンに飛行機製造会社を設立した。(ドイツ)
シカゴで開かれた第4回ゴードン・ベネット杯レースでドペルデュサン・レーサーが174.01km/hで優勝。(アメリカ)
1月10日 世界最初の飛行艇の初飛行。(アメリカ)
4月11日 奈良原式4号「鳳」号が所沢陸軍飛行場で試験飛行に成功する。(日本)
5月1日 初の密閉式操縦席を持つアブロFの初飛行。(イギリス)
5月30日 ウィルバー・ライト、チフスで死亡。(アメリカ)
9月11日 初の周回距離1000km突破。フールニはモーリス・ファルマン機でエタンプ飛行場で11時間30分、1,010kmの周回飛行を行う。(フランス)
1913年 4月16日 第1回シュナイダー杯水上機レースがモナコで開催される。プレボー操縦のドペルデュサン単葉機が平均時速72.6km/hで優勝した。(フランス)
5月13日 初の四発機。シコルスキー・グランドが初飛行した。(ロシア)
7月― アブロ504の初飛行。(イギリス)
7月15日 ドイツ特許276396号としてスイス人フランツ・シュナイダーの機銃同調装置の特許公告される。
8月2日 シコルスキー・グランドが8人を乗せて1時間54分の飛行を行う。(ロシア)
8月27日 初の宙返り飛行。ネステロフ陸軍中尉がニューポール4単葉機でキエフにて成功する。(ロシア)
9月21日 アドルフ・ペグーが初の背面飛行を含む宙返り飛行などの曲技飛行を行う。(フランス)
9月23日 初の地中海横断飛行。ギャロはモラン・ソルニエ単葉でサン・ラファエル〜ビゼルト間約700kmを7時間53分で飛行した。(フランス)
9月29日 初の時速200km突破。ランスで行われた第5回ゴードン・ベネット杯飛行大会で、プレボー操縦のドペルデュサン単葉機が203.85km/hの記録で優勝した。(フランス)
1914年 1月1日 飛行機による世界最初の有償旅客輸送が始まる。フロリダ州タンパでトニー・ジェーナスがベノイスト14型飛行艇により、1日2便以上を運行し、4ヶ月間に1205人以上の乗客を運ぶ。(アメリカ)
6月2日 カーチスはスミソニアン協会の援助で「エアロドーム号」を修復して飛行させる。(アメリカ)
7月28日 第一次世界大戦始る。
8月 ドイツ軍はタンネンベルクの戦いでタウベ偵察機を使いロシア軍の移動をいちはやく察知し、勝利を収める。(ドイツ)
1915年 3月8日 ACA(航空諮問委員会)設立。(アメリカ)
4月1日 ローラン・ギャロスはモラーヌ・ソルニエL型高翼単葉機でドイツ偵察機を見事に撃墜。(フランス)
5月31日 ツェッペリン飛行船LZ38がロンドンを初の夜間空襲。(ドイツ)
8月1日 マックス・フランツ・インメルマンはフォッカー単葉で1機目の撃墜を記録した。(ドイツ)
8月12日 初の飛行機による魚雷攻撃。エドモンズ中佐のショート184水上機はダーダネルス海峡付近のマルマラ海上で、トルコ船を航空魚雷で攻撃し撃沈した。(イギリス)
12月12日 世界最初の全金属製機ユンカースJ1が初飛行する。(ドイツ)
1916年 インメルマンとオスワルト・ベルケが8機撃墜を記録し、ドイツ最高勲章プール・ル・メリートを授けられた。(ドイツ)
カーチスJN-4の初飛行。(アメリカ)
S.E.5の初飛行。(イギリス)
アルバトロスD2の初飛行。(ドイツ)
3月― ニューポール17の初飛行。(フランス)
6月16日 インメルマンがフォッカーE3で戦闘中撃墜される。(ドイツ)
12月22日 ソッピース・キャメルの初飛行。(イギリス)
1917年 ツェッペリン伯爵、79才で生涯を終わる。
3月3日 アンサルドSVAの初飛行。(イタリア)
4月 ドイツ軍による被害が激しくイギリス航空部隊だけでも368機、乗員500名以上を喪失して「血まみれの4月」と呼ばれる。
6月13日 ロンドンに対する初の昼間空襲がゴータ爆撃機14機によって行われた。死傷者588人(うち死者162人)を出す。ゴータ爆撃機は損害ゼロ。(ドイツ)
7月1日 フォッカーDr.1の初飛行。(ドイツ)
11月8日 ロシア革命政権樹立。(ソ連)
11月30日 ビッカース・ビミーの初飛行。(イギリス)
1918年 1月2日 航空省が設置される。(イギリス)
3月20日 世界最初の定期国際郵便輸送がハンザブランデンブルクC1複葉機を使ってウィーン〜キエフ間で開始され、同年11月まで続けられた。(オーストリア)
4月1日 英国空軍(RAF)の編成。同時に婦人航空部隊も結成される。(イギリス)
4月13日 飛行機による初のアンデス越え。カンデラリアはモラン・ソルニエ単葉機でザパラ〜クンコまで約200kmを最大高度約4000mで飛行した。(アルゼンチン)
5月15日 アメリカでの初めての航空郵便業務が郵政省により、陸軍のカーチスJN-4複葉機を使用してワシントン〜フィラデルフィア〜ニューヨーク間で開始される。(アメリカ)
11月11日 ドイツが講和条約に調印し、第1次世界大戦が終結する。
1919年 ACAが国立の機関としてNACA(国立航空諮問委員会)となる。(アメリカ)
1月― ファルマンF60ゴリアートの初飛行。(フランス)
2月5日 世界で最初の定期旅客輸送業務(毎日運行)がドイッチェ・ルフトレーデライ社によって、ベルリン〜ライプチヒ〜ワイマール間約190kmで開始される。(ドイツ)
2月8日 初の国際旅客輸送。ファルマン航空会社のファルマン・ゴリアート双発旅客機は、11人の乗客を乗せてパリ〜ロンドン間を飛行した。(フランス)
5月16日〜27日 飛行機による初の北大西洋横断。アメリカ海軍のカーチスNC飛行艇3機は16日、ニューファウンドランドを出発したが、途中で2機がアゾレス群島付近の海上に不時着。リード少佐らのNC-4のみアゾレス経由でリスボンに到着し、31日にはイギリスのプリマスに到着した。総飛行距離6,310km、飛行時間57時間16分。(アメリカ)
6月14日〜15日 初の北大西洋無着陸横断。アルコック大尉とブラウン中尉はビッカース・ビミー機のより、ニューファウンドランド島セントジョーンズからアイルランドのクリフデンまで3,040km、飛行時間16時間27分で飛行した。(イギリス)
6月25日 ユンカースF13の初飛行。(ドイツ)
7月2日 イギリスのR34号硬式飛行船はスコットランドを出発して、西向コースを108時間かけて飛行してアメリカのロングアイランドに着陸した。帰路は75時間で大西洋を横断し、7月13日にイギリスに帰着。飛行距離往路5787km、復路6138km。(イギリス)
8月25日 世界最初の国際商用定期航空業務開始(毎日運航)。エア・トランスポート・アンド・トラベル社はデハビランドDH16複葉機(旅客4人乗り)をロンドン〜パリ間の路線に就航させた。(イギリス)
11月12日〜12月10日 初の英本土〜オーストラリア間の飛行。ロス・スミスとキース・スミス兄弟はビッカース・ビミー機によりハウンスローからポートダーウィンまで18,175kmを28日間で飛行した。(オーストラリア)
1920年 2月14日〜5月31日 初の公式国際親善訪問飛行として、フェラリンとマシェマロの両中尉ら4人は、SVA9複葉機2機で南方コース経由により、ローマ〜東京を飛行した。(イタリア)
2月27日 初の高度1万メートル突破。パッカード・ルペール複葉機で、シュレーダー少佐がオハイオ州デイトンにて高度10,093メートルまで上昇し、世界記録を樹立した。(アメリカ)
5月17日 フォッカーF2の初飛行。(オランダ)
10月20日 初の時速300km/h突破。ルコアントはニューポール・ドラージュ29型機で、時速302.529km/hの世界記録を樹立。(フランス)
1921年
7月 レーン・ロジッテンで初のグライダー競技大会が開催された。(ドイツ)
1922年
3月13日〜6月16日 初の南大西洋横断飛行。海軍のカブラル大尉とクチーノ中将はフェアリー3C水上機によりリスボンを出発、島伝いに西へ飛行し、悪天候や機体破損のトラブルで大幅に遅れながらも、代替機に乗り換えてブラジルまで到着した。(ポルトガル)
3月20日 初の航空母艦就役。石炭船ジュピター改造の空母「ラングレー」がバージニア州ノーフォーク海軍基地に就役した。(アメリカ)
11月6日 ドルニエ・ワール飛行艇の初飛行。(ドイツ)
1923年 1月9日 シェルバC.4がオートジャイロとして初めて完全な飛行に成功する。(スペイン)
5月2日〜3日 初の米大陸無着陸横断飛行。陸軍のケリー中尉とマクレディ中尉はフォッカーT2単葉機でニューヨークからカリフォルニア州サングィエゴまで4,055kmを26時間50分3秒で飛行した。(アメリカ)
5月9日 ブレリオ135の初飛行。純粋に旅客機として開発された最初の四発機。(フランス)
6月26日 初の飛行機間の空中給油。完全なパイプラインを使用した2機の飛行機間での空中給油がスミス大尉とリヒター中尉のデハビランドDH-4B複葉機によって、サンディエゴ上空で行なわれた。(アメリカ)
8月27日〜28日 スミス大尉とリヒター中尉のデハビランドDH-4B複葉機は、サンディエゴ上空で測定された50kmコース上を15回の空中給油を受けながら、37時間15分滞空し、5300kmを飛行した。(アメリカ)
9月4日 初のヘリウム使用の飛行船。米海軍のZR-1シェナンドア号がニュージャージー州レークハーストで進空。(アメリカ)
11月2日 初の時速400km/h突破。ブラウン中尉はカーチスR2C-1複葉機により、ニューヨーク州ミッチェル基地で時速417.059km/hの世界記録を樹立。(アメリカ)
1924年
4月6日〜9月28日 初の世界一周飛行(初の大平洋横断飛行と飛行機による初の北大西洋西向横断を含む)の成功。アメリカ陸軍のダグラスDT-2複葉機改造のワールド・クルーザー水陸交替機4機は、マーチン少佐ら8名が搭乗してシアトルを出発し、アリューシャン列島、日本、インド、ヨーロッパ、アイスランド、グリーンランド、カナダを経由してシアトルに帰着した。途中2機を失い、2番機「シカゴ」号と4番機「ニューオーリンズ」号だけが帰還した。総飛行距離44,333km、所要日数176日、実飛行時間371時間7分。(アメリカ)
1925年
2月22日 デハビラントD.H.60モスの初飛行。(イギリス)
3月12日 フォッカーF7aの初飛行。(オランダ)
10月10日 ピューリッツァー杯でカーチスR3C-1(陸上機)が優勝した。(アメリカ)
10月26日 第8回シュナイダー杯でジミー・ドゥーリトルの操縦するカーチスR3C-1は平均374.27km/hで優勝。(アメリカ)
1926年
5月9日 初の北極点上空飛行。バード中佐とベネット操縦士はフォッカーF7-3m単葉3発機「ジョセフィン・フォード」号により、ノルウェーのスピッツベルゲン基地を出発し北極点上空に到達した。(アメリカ)
5月11日〜14日 飛行船による初の北極横断。イタリアの半硬式飛行船N1「ノルゲ」号はノビレ少将(イタリア人)の指揮下でアムンゼン(ノルウェー人)、エルワース(アメリカ人)らが搭乗し、スピッツベンゲンから北極点を通過してアラスカのテラーまで飛行した。
6月11日 フォード・トライモーター4-AT型の初飛行。(アメリカ)
10月28日〜29日 初の5,000km以上の直線飛行。コスト中尉とリニョー大尉はブレゲー19A2複葉機により、パリからジャスク(イラン)まで5,396kmを飛行して世界記録を樹立した。(フランス)
11月11日〜13日 第9回シュナイダー杯が開催される。マッキMC39が平均時速396.68km/hで優勝する。(イタリア)
1927年
5月8日 ナンジェッセーとコリは、ニューヨークを目指してルバッスールPL8ワゾー・ブラン「白鳥号」によりパリのルブルジェ飛行場を離陸して、ル・アーブルで確認されたのを最後に消息を絶った。(フランス)
5月10日 ライアンNYP単葉機の初飛行。(アメリカ)
5月20日〜21日 初の北大西洋単独無着陸横断。リンドバークはライアンNYP単葉機によりニューヨーク〜パリ間5,809kmを33時間30分で飛行した。(アメリカ)
6月28日〜29日 初の米本土〜ハワイ間無着陸飛行。陸軍のヘーゲンバーガーとメートランド両中尉はフォッカーC-2三発機「バード・オブ・パラダイス」号によりカリフォルニア州オークランドからホノルルまで3,890kmを25時間50分で飛行した。(アメリカ)
10月14日〜15日 初の南大西洋無着陸横断飛行。コストとルブリ中尉はブレゲー19複葉機「ナンジェッセ・コリ」号によりサン・ルイ(セネガル)からナタール(ブラジル)まで3,460kmを19時間5分で飛行した。(アメリカ)
1928年
3月30日 初の時速500km/h突破。デ・ベルナルディ少佐はマッキM52bis水上機により、ヴェニスで時速512.776km/hの世界記録を樹立した。(イタリア)
4月12日〜13日 初の飛行機による西向き北大西洋無着陸横断。ケール、フィッツモーリス、ヒューネフェルトら3人はユンカースW33L「ブレーメン」号によりバンドンネル(アイルランド)からラプラドル(グリーンリー島)まで3,100kmを飛行した。(ドイツ)
5月31日〜6月9日 初の米本土〜オストラリア間の飛行。キングスフォード・スミス大尉ら4人はフォッカーF7b-3m三発機「サザンクロス」号により、カリフォルニア州オークランドからホノルル、フィジー経由でブリスベーンまで11,900kmを実飛行時間83時間15分で飛行した。フィジーに飛行機が着陸したのも初めての事だった。(オーストラリア)
6月― ホーカー・ハートの初飛行。(イギリス)
6月11日 初のロケット動力機の飛行。リピッシュ指揮の実験の一部で、スタマーはサンダー・ロケット2基を装備した前翼式グライダー「エンテ」号によりレーンのワッサークッペでショックコードを補助として発進、約1500mを飛行した。(ドイツ)
9月18日 回転翼機による初の英仏海峡横断。ド・ラ・シェルバは同乗者1名とシェルバC8LMk2オートジャイロにより、クロイドン(ロンドン)〜ルブールジェ(パリ)間を飛行した。(スペイン)
1929年
7月13日 コストとベロントはブレゲー19改造「ポワン・タンテロガシオン」号により初のパリ〜ニューヨーク間無着陸飛行に挑戦したが、途中、悪天候と燃料消費率が気になり、途中で断念した。(フランス)
8月8日〜29日 飛行船による初の世界一周飛行。エッケナー博士以下乗員41名、乗客20名を乗せたLZ-127「グラーフ・ツェッペリン」号はニュージャージー州レークハースト基地を出発、フリードリヒスハーフェン(ドイツ)〜霞ヶ浦(日本)〜ロサンゼルスを経由してレークハーストに帰着。31500kmを21日7時間26分で飛行した。(ドイツ)
9月27日 コストとベロントはブレゲー19改造機で、51時間19分、7,905kmの世界長距離記録の新記録を樹立。(フランス)
10月21日 ドルニエDo-X12発巨人飛行艇はボーデン湖上で乗客169名を乗せて1時間飛行し、人員搭載の世界記録を樹立した。(ドイツ)
11月28日〜29日 初の南極点上空飛行。バード少将以下4名はフォード4AT三発機「フロイド・ベネット」号により、南極リトル・アメリカ基地を出発、約1300kmを飛行して極点に到達し、帰途は燃料を補給後、15時間51分後に基地に帰還した。(アメリカ)
1930年
9月1日〜2日 初のパリ〜ニューヨーク間無着陸飛行。コストとベロントはブレゲー19改「ポワン・ダンタロガシオン」号により、5,800kmを37時間18分30秒で飛行する。(フランス)
10月13日 ユンカースJu52、単発機として初飛行。(ドイツ)
11月14日 ハンドレページHP42の初飛行。(イギリス)
1931年
1月6日 初の編隊による南大西洋横断。バルボ将軍指揮のサヴォイア・マルケッティS55A双発飛行艇14機は前年の12月17日オルベテロ基地を出発、モロッコ・サハラを経由してボラマ(ポルトガル領ギニア)からナタール(ブラジル)までの南大西洋横断に成功した。しかし、離水時に2機が悪天候のため破壊、1機は途中で不時着救助され、最終的に成功したのは11機だった。(イタリア)
6月23日〜7月1日 ポストとゲッティはロッキード・ベガ単葉機「ウィニー・メイ」号により、ニューヨーク〜ベルリン〜モスクワからシベリア、アラスカを経由してニューヨークへ帰着し、約24,900kmを8日15時間51分で飛行して世界一周飛行新記録を樹立した。(アメリカ)
8月25日 羽田飛行場(現/東京羽田空港)開設される。
9月13日 シュナイダー杯水上機レースはフランス、アメリカ、イタリアの不参加のため、スーパーマリンS6Bにより、イギリス空軍のブースマン中尉の操縦で、平均時速547.294km/hで優勝し、大会の規定によりシュナイダー杯永久保持国となって、レースは終了した。(イギリス)
9月29日 初の時速600km/h突破。イギリス空軍のスタイフォース中尉の操縦するスーパーマリンS6B単葉水上機はワイト島沖で時速654.90km/hの世界記録を樹立した。(イギリス)
10月4日〜5日 初の北大平洋無着陸横断。パングボーンとハーンドンはベランカ・ペースメーカー単葉機改造「ミス・ビードル」号により、青森県淋代海岸からワシントン州ウェナッチまで7,847kmを41時間31分で飛行した。パングボーンらは7月28日から世界一周飛行に挑戦している途中で、この大平洋横断飛行により、見事に世界一周飛行を完成させた。(アメリカ)
10月26日 デハビラントDH82タイガーモスの初飛行。(イギリス)
1932年
5月20日〜21日 女性の北大西洋初横断。エメリア・イアハートはロッキード・ヴェガ単葉機により、ニューファウンドランド島ハーバー・グレースから北アイルランドのロンドンデリーまで約3,100kmを15時間15分で飛行した。しかも単独大西洋横断飛行はリンドバーグに継いで2人目。(アメリカ)
1933年
2月8日 ボーイング247の初飛行。(アメリカ)
6月23日〜7月1日 初の単独世界一周飛行記録樹立。ワイリー・ポストは自動操縦装置付きのロッキード・ヴェガ機を単独で操縦してニューヨークを出発、ベルリン、モスクワ、イルクーツク、アラスカ経由の約25,000kmを7日間18時間49分で飛行した。(アメリカ)
9月4日 J.R.ウェッデル操縦のウェッデル・ウィリアムズ機により時速490.08km/hの世界速度記録を樹立。(アメリカ)
12月31日 世界最初の実用低翼単葉引込み脚戦闘機ポリカルポフI-16の原型機が初飛行した。(ソ連)
1934年
2月― DLHによりアフリカ西海岸〜ブラジル間の定期郵便輸送が開始される。(ドイツ)
2月23日 ロッキード10エレクトラの初飛行。(アメリカ)
3月30日 シコルスキーS42飛行艇の初飛行。(アメリカ)
5月19日 ツポレフANT-20マキシムゴーリキーの初飛行。(ソ連)
9月― グロスター・グラジエーターの初飛行。(イギリス)
10月20日〜23日 マッックロバートソン杯国際レースが開催される。イギリスのスコット&ブラックのチームがデハビランドD・H・88コメット双発機「グロヴナー・ハウス」号により、ロンドン〜メルボルン間18,220kmを70時間54分18秒で飛行して優勝した。2位はオランダKLM航空のダグラスDC-2、3位はアメリカのターナー、パングボーンのボーイング247D。
10月23日 初の時速700km/h突破。アジェロ中尉はマッキ・カストルディMC72水上機により、ガルダ湖上で時速709.204km/hの世界記録を樹立。レシプロ水上機としての速度記録を永久に保持する事になる。(イタリア)
12月25日 コードロンC.460はデルモットの操縦で時速505.848km/hで陸上機国際速度記録を更新する。(フランス)
12月30日 マーチンM-130飛行艇の初飛行。(アメリカ)
1935年
1月6日 ホーカー・ハリケーンの初飛行。(イギリス)
2月25日 ハインケルHe111の初飛行。(ドイツ)
3月― ユンカースJu87の初飛行。(ドイツ)
7月― 三菱96式中攻の初飛行。(日本)
7月28日 ボーイングB-17の原型ボーイング299(XB-17)初飛行。(アメリカ)
9月― メッサーシュミットBf109の初飛行。(ドイツ)
11月8日 キングスフォード・スミスは、ロッキード・アルテア「レディ・サザンクロス」号で、イギリス〜オーストラリア間飛行の記録更新に挑戦中、ベンガル湾上で消息不明となる。(オーストラリア)
11月11日 気球による初の高度2万メートル突破。アンダーソン、スティーブンス両大尉は気球「エクスプローラー2世」号により、サウスダコタ州ラピッドシティ郊外から上昇し、高度22,066mまで到達して各種の科学測定を行ない、約52km離れたサウスダコタ州ホワイトレーク南方に着地した。(アメリカ)
11月22日〜29日 大平洋横断定期空路の第1便。パン・アメリカン航空のマーチン130型四発飛行艇「チャイナ・クリッパー」号はミュージック艇長らにより、郵便物を搭載してサンフランシスコを出発、ホノルル〜ミッドウェー〜ウェーク〜グァム〜マニラ線に初就航して、123時間16分で往復飛行を行なう。旅客輸送は翌1936年10月から開始した。(アメリカ)
12月22日 ダグラスDC-3の初飛行。(アメリカ)
1936年
3月5日 スーパーマリン・スピットファイアの初飛行。(イギリス)
6月26日 世界で最初に完全に成功したヘリコプター。フォッケ・アハゲリスFa61の原型機がロールフスの操縦で初飛行に成功する。(ドイツ)
7月4日 ショート・エンパイア飛行艇の初飛行。(イギリス)
9月28日 初の高度1万5,000メートル突破。イギリス空軍のスウェイン少佐はブリストル138A単葉機により、ファンボロー飛行場で高度15,223mまで上昇して、世界記録を樹立。(イギリス)
10月15日 中島97式戦闘機の初飛行。(日本)
12月2日 ボーイングYB-17の初飛行。(アメリカ)
12月21日 ユンカースJu88の初飛行。(ドイツ)
1937年
1月18日 中島97式艦上攻撃機の初飛行。(日本)
4月6日 日本初の国際記録。朝日新聞社機「神風」号は立川〜ロンドン間15,357kmを飯沼、塚越、両氏によりインド〜南ヨーロッパ経由で94時間17分56秒、実飛行時間51時間19分23秒で飛行して新記録を樹立した。(日本)
4月12日 フランク・ホイットルの最初のターボジェット・エンジンU型がベンチテストに成功する。(イギリス)
5月6日 世界一の大型飛行船LZ-129「ヒンデンブルク」号が旅客を乗せてフランクフルトからニュージャージー州レークハーストまで飛行して、索留塔に進入中に突然発火炎上し、乗員乗客97人中35人と他1人が死亡する大惨事となる。大型飛行船最後の事故となる。(ドイツ)
5月21日 初の北極点付近着陸。4月12日にモスクワを出発したツポレフANT-6、四発機「アヴィア・アルクティカ」号は20名の乗員と貨物を積載して他の3機と共にルドルフ諸島の基地から北極点より約20kmの氷上に着陸、基地を設営して帰国した。(ソ連)
5月25日 航研機の初飛行。(日本)
6月18日〜20日 チカロフらはツポレフANT25「スターリン空路」号により、モスクワを出発して悪天候に見舞われながらも北極点を通過して8,508kmを63時間16分で飛行して、ワシントン州バンクーバー軍用飛行場に着陸した。(ソ連)
6月25日〜26日 ヘリコプターによる初の本格的な記録飛行。ロールフスはフォッケ・アハゲリスFw-61双発ヘリコプターにより高度2,439m、飛行時間1時間20分49秒直線飛行距離16.4km、周回飛行距離80.6km、20km上の平均時速122.55km/hを記録してヘリコプターのそれまでの全ての記録を更新した。(ドイツ)
7月5日〜6日 初の北大西洋横断商用空路の調査飛行がインペリアル航空(イギリス)とパン・アメリカン航空(アメリカ)によって同時に行なわれた。
7月12日〜14日 初の直線飛行距離1万キロメートル突破。グロモフら3名はANT25長距離機により、モスクワを出発し北極点を経由してカリフォルニア州サンジャシントまで10,148kmを62時間17分で飛行した。(ソ連)
8月5日 世界初の完全な与圧キャビンを装備した試験機ロッキードXC35が初飛行した。(アメリカ)
9月2日 グラマンF4Fの初飛行。(アメリカ)
10月25日 ヘリコプター初の100キロメートル以上の飛行。ハンナ・ライチェはフォッケ・アハゲリスFw-61双発ヘリコプターによりブレーメン〜ベルリン間108,974km/hの直線航続距離記録を樹立。(ドイツ)
1938年
1月6日 愛知99式艦上爆撃機の初飛行。(日本)
5月13日〜15日 日本初の公認世界記録。航研長距離機は藤田中佐ら3名により木更津飛行場を離陸、銚子〜太田〜平塚〜木更津を結ぶコースを29周し、周回距離11,651kmを62時間22分49秒で飛行し、周回航続距離世界記録を樹立した。併せて1万キロメートル平均時速186.192km/hの国際記録も樹立した。(日本)
6月7日 ボーイング314飛行艇の初飛行。(アメリカ)
7月10日〜14日 ハワード・ヒューズ他4人はロッキード14スーパーエレクトラ改造機によりニューヨークを出発、パリ〜オムスク〜ヤクーツク〜フェバンクス〜ミネアポリス経由でニューヨークへ帰還し、23,800kmを3日と19時間8分10秒で飛行して世界一周の最短時間記録を樹立した。(アメリカ)
7月21日〜22日 親子式飛行機の初の商業飛行。ショートS21マイア飛行艇(親)とS20マーキュリー水上機(子)の組合せ親子飛行機メイヨはアイルランドのフォインズを出発、大西洋上で分離し子機のマーキュリーは郵便物と新聞を積んで4,715kmを20時間20分で飛行してモントリオールへ到着した。
8月10日〜13日 初のベルリン〜ニューヨーク間無着陸往復飛行。ヘンケらはフォッケ・ウルフFw-200コンドル四発輸送機により、ベルリン〜ニューヨーク間約6,400kmを往路24時間56分、帰路19時間55分で飛行した。(ドイツ)
10月22日 レシプロ発動機式飛行機による最後の高度記録。ペッツィ大佐はカプロニCa161bis複葉機によりモンテチェリオ飛行場を離陸、高度17,083mに達して世界記録を樹立した。(イタリア)
12月12日 中島一式戦闘機「隼」の原型機の初飛行。(日本)
12月31日 ボーイング307ストラトライナーの初飛行。初めて与圧客室を装備した旅客機の登場。(アメリカ)
1939年
1月27日 ロッキードP-38の初飛行。(アメリカ)
4月1日 「ゼロ戦」三菱零式艦上戦闘機(十二試艦戦)の初飛行。(日本)
4月26日 初の時速750km/h突破。ウェンデル大尉はメッサーシュミットMe209V1高速研究機(Me109R)によりアウグスブルクで時速755.138km/hの世界記録を樹立した。(ドイツ)
6月1日 フォッケウルフFw190の初飛行。(ドイツ)
8月24日 世界初のターボジェット・エンジン搭載の飛行機の初飛行。ハインケルHe178はワルジッツの操縦により、マリーネーで初飛行し、数mの高さの直線飛行に成功した。27日には2回目の飛行を行なったが、周回飛行後、事故で不時着した。(ドイツ)
9月1日 ドイツ軍ポーランドに進行。第二次世界大戦勃発。
9月14日 イゴール・シコルスキーのVS-300ヘリコプターがロープで係留されたままではあるが、初飛行に成功する。(アメリカ)
10月23日 三菱一式陸上攻撃機の初飛行。(日本)
1940年
5月13日 シコルスキーVS-300は、15分間の自由飛行に成功する。(アメリカ)
5月29日 ボートF4Uコルセアの初飛行。(アメリカ)
6月24日 フランス降伏。
8月― バトル・オブ・ブリテン始る。
8月28日 カプロニ・カンピーニN1がマリオ・デ・ベルナルディの操縦で初飛行に成功した。(イタリア)
9月7日 ドイツ軍によるロンドン空襲始る。
10月26日 ノースアメリカンP-51ムスタングの初飛行。(アメリカ)
11月25日 デハビラント・モスキートの初飛行。(イギリス)
1941年
1月― 川西二式大艇(十三試大型飛行艇)の初飛行。(日本)
1月9日 アブロ・ランカスターの初飛行。(イギリス)
5月15日 グロスターE28/39がジェリー・セイヤー中尉の操縦により初飛行に成功した。(イギリス)
6月22日 独ソ不可侵条約を破ってドイツ軍はソ連国境を突破。
12月8日 日本軍による真珠湾攻撃。
12月9日 96式中攻と一式陸攻により、イギリスの戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レバルス」を撃沈。
1942年
2月14日 ダグラスDC-4の初飛行。(アメリカ)
5月7日〜8日 史上初の空母同士による海戦、珊瑚海海戦。
6月5日 ミッドウェー海戦。
6月23日 グラマンF6Fの初飛行。(アメリカ)
7月18日 メッサーシュミットMe262V3がジェットエンジンのみで初飛行。(ドイツ)
9月21日 ボーイングB-29の初飛行。(アメリカ)
1943年
1月9日 ロッキード・コンステレーションの初飛行。(アメリカ)
3月5日 グロスター・ミーティアの初飛行。(イギリス)
4月― 中島四式戦闘機「疾風」の初飛行。(日本)
9月― デハビラント・バンパイアの初飛行。(イギリス)
12月31日 川西局地戦闘機「紫電改」の初飛行。(日本)
1944年
1月8日 ロッキードP-80シューティングスター(XP-80)の初飛行。(アメリカ)
6月6日 ノルマンディー上陸作戦開始。
1945年
5月7日 ドイツ無条件降伏。
8月15日 日本ポツダム宣言を受諾。(第二次世界大戦終戦)
12月8日 ベル47の初飛行。(アメリカ)
12月22日 ビーチクラフト・ボナンザの初飛行。(アメリカ)
1946年
2月― ベルXS-1(後にX-1と改名)が母機のB-29から切り離され、滑空飛行を行なう。(アメリカ)
2月15日 ダグラスDC-6の初飛行。(アメリカ)
3月8日 ベル47、民間ヘリコプターとして初の耐空証明取得。ヘリコプターの民間での運用が可能になる。(アメリカ)
11月2日 ハワード・ヒューズの製作した史上最大の飛行艇「スプルース・グース」号が高度約30m、距離1600mほどの飛行を行なう。最初で最後の飛行。(アメリカ)
12月9日 ベルXS-1の最初の動力飛行。マッハ0.75を記録。(アメリカ)
1947年
7月2日 MiG-15の初飛行。しかし1号機は試験中にダッチロールにより墜落&炎上してパイロットは殉職。(ソ連)
7月8日 ボーイング377ストラトクルーザーの初飛行。(アメリカ)
10月1日 ノースアメリカンF-86セイバーの初飛行。(アメリカ)
10月14日 初のダイブによらない音速の突破。ベルXS-1によりチャールズ・イェーガー大尉の操縦で高度6,100mで母機から切り離し、高度13,100でマッハ1.06を記録した。(アメリカ)
11月2日 グラマンF9Fパンサーの初飛行。(アメリカ)
12月17日 初の後退角付翼のジェット爆撃機、ボーイングB-47ストラトジェットの初飛行。(アメリカ)
12月30日 MiG-15の原型2号機の初飛行。(ソ連)
1948年
セスナ170の初飛行。(アメリカ)
5月30日 オービル・ライト死去。(アメリカ)
7月26日 ビッカース・バイカウントの初飛行。(イギリス)
1949年
5月13日 イングリッシュ・エレクトリック・キャンベラの初飛行。(イギリス)
7月27日 初のジェット旅客機、デハビラント・コメットの初飛行。(イギリス)
11月7日 シコルスキーS-55の初飛行。(アメリカ)
11月27日 ダグラスC-124グローブマスターの初飛行。(アメリカ)
1950年
10月13日 ロッキード・スーパーコンステレーションの初飛行。(アメリカ)
1951年
  
1952年
4月12日 ボーイングB-52ストラトフォートレスの初飛行。(アメリカ)
5月2日 最初のジェット旅客機コメットがロンドン〜ヨハネスブルク間に就航。(イギリス)
8月30日 アブロ・バルカンの初飛行。(イギリス)
9月28日 ダッソー・ミステールの初飛行。(フランス)
1953年
5月25日 ノースアメリカンF-100スーパーセイバーの初飛行。(アメリカ)
9月18日 MiG-19の初飛行。(ソ連)
10月24日 コンベアF-102デルタダガーの初飛行。(アメリカ)
1954年
1月10日 BOACのコメットが突然空中分解する事故を起こす。(イギリス)
2月7日 ロッキードF-104スターファイターの初飛行。(アメリカ)
4月8日 ヨハネスブルク行きのBOACのコメットが再び空中分解事故を起こし、形式証明は引き上げられる。(イギリス)
7月15日 ボーイング707の初飛行。(アメリカ)
8月23日 ロッキードC-130ハーキュリーズの初飛行。
12月20日 エーリアルールを適用したYF-102Aの初飛行。翌21日に上昇飛行中に音速を突破する。(アメリカ)
1955年
セスナ172の初飛行。(アメリカ)
3月25日 LTV・F-8クルーセイダーの初飛行。(アメリカ)
5月27日 初めてリア・エンジン形式を採用した旅客機シュド・カラベルの初飛行。(フランス)
6月16日 MiG-21(Ye-4)の初飛行。(ソ連)
8月1日 ロッキードU-2の初飛行。(アメリカ)
8月20日 F-100により、モハービ砂漠上空12,200mで時速1,314km/hの世界速度記録を樹立。(アメリカ)
10月25日 サーブ35ドラケンの初飛行。(スウェーデン)
1956年
11月17日 ダッソー・ミラージュ3の初飛行。(フランス)
12月26日 コンベアF-106デルタダートの初飛行。(アメリカ)
1957年
ミルMi-6の初飛行。(ソ連)
4月4日 イングリッシュ・エレクトリック・ライトニングの初飛行。(イギリス)
10月4日 人類初の人工衛生「スプートニク1号」打上げに成功。(ソ連)
11月6日 フェアリー・ロートダインの初飛行。(イギリス)
1958年
1月31日 アメリカ初の人工衛星「エキスプローラー1号」打ち上げに成功。(アメリカ)
4月22日 ボーイング・バートルV-107の初飛行。(アメリカ)
5月27日 マクダネルF-4ファントム2(XF4H-1)の初飛行。(アメリカ)
5月30日 ダグラスDC-8の初飛行。(アメリカ)
6月30日 ロッキードC-5ギャラクシーの初飛行。(アメリカ)
10月1日 NACAは長い歴史の幕を閉じ、新たに発足したNASA(米航空宇宙局)に吸収された。(アメリカ)
10月4日 改良&ストレッチ型のコメット4が初の大西洋横断ジェット便としてロンドン〜ニューヨーク路線に就航。(イギリス)
10月28日 パン・アメリカン航空のボーイング707がニューヨーク〜パリ路線に就航。(アメリカ)
1959年
6月8日 X-15(1号機)による初の無動力による滑空飛行。(アメリカ)
9月17日 X-15(2号機)による初の動力飛行。高度15,954m、速度マッハ2.11を記録。(アメリカ)
1960年
10月21日 ホーカー・シドレー・ハリアー(P.1127)の初飛行。(イギリス)
1961年
4月12日 「ボストーク1号」打ち上げに成功。(ソ連)
8月16日 ベルUH-1Dの初飛行。(アメリカ)
1962年
7月17日 X-15(3号機)により、ロバート・ホワイト大尉の操縦で高度95,936mの世界高度記録を樹立する。同時に高度50miles(80,465m)を超えた事で初めて空軍の宇宙飛行士記章を授与される。(アメリカ)
8月30日 日本航空機製造YS-11の初飛行。(日本)
10月― キューバ危機。
1963年
2月9日 ボーイング727-100の初飛行。(アメリカ)
8月22日 X-15による最大到達高度。ジョセフ・A・ウォーカー操縦のX-15(3号機)は高度107,960mに到達した。(アメリカ)
1964年
1月23日 ENDO(管理人)の誕生。
3月6日 MiG-25(Ye-266)の初飛行。(ソ連)
12月23日 ロッキードSR-71の初飛行。(アメリカ)
1965年
2月― 北爆の開始。(アメリカ)
9月27日 LTV・A-7コルセア2の初飛行。(アメリカ)
1966年
 
1967年
2月8日 サーブ37ビゲンの初飛行。(スウェーデン)
10月3日 有人有翼機の最高速度記録。ビル・ナイト大尉の操縦によりX-15A2はマッハ6.7の速度を記録する。(アメリカ)
10月29日 新明和PS-1の初飛行。(日本)
1968年
12月31日 世界初の超音速旅客機。ツポレフTu-144の初飛行。(ソ連)
1969年
2月9日 ボーイング747(通称ジャンボジェット)の初飛行。(アメリカ)
3月2日 BAe/アエロスパシアル・コンコルドの初飛行。(イギリス/フランス)
7月16日 アポロ11号の月面に着陸。(アメリカ)
1970年
8月29日 ダグラスDC-10の初飛行。(アメリカ)
11月16日 ロッキードL-1011トライスターの初飛行。(アメリカ)
12月21日 グラマンF-14トムキャットの初飛行。(アメリカ)
1972年
7月27日 マクダネル・ダグラスF-15イーグルの初飛行。(アメリカ)
8月11日 ノースロップF-5の初飛行。(アメリカ)
10月28日 エアバスA300の初飛行。(国際共同)
1974年
1月20日 ジェネラルダイナミックスF-16の初飛行。(アメリカ)
8月14日 パナビア・トーネードの初飛行。(国際共同)
10月17日 シコルスキーS-70(軍用H-60)の初飛行。(アメリカ)
1975年
4月― ベトナム戦争終結。
1977年
5月20日 スホーイSu-27の初飛行。(ソ連)
6月10日 三菱F-1の初飛行。(日本)
10月6日 MiG-29の初飛行。(ソ連)
12月― ステルス実験機のハブ・ブルーの初飛行。(アメリカ)
1978年
10月13日 マクダネル・ダグラスF/A-18ホーネットの初飛行。(アメリカ)
1981年
6月18日 初のステルス戦闘機、ロッキードF-117の初飛行。(アメリカ)
9月26日 ボーイング767-200の初飛行。(アメリカ)
1988年
12月9日 サーブJAS39グリペンの初飛行。(スウェーデン)
12月21日 搭載貨物量世界最大の飛行機、アントノフAn-225ムリヤの初飛行。(ソ連)
1989年
3月19日 初の実用ティルト・ローター機、ベルV-22オスプレイの初飛行。(アメリカ)
3月22日 An-225ムリヤは156.3tの貨物を搭載し総重量508.2tで離陸し2,000kmの周回コースを3時間半飛行し、その間に有効荷重、高度、距離、スピードなど106の世界記録を更新した。(ソ連)
7月17日 初のステルス爆撃機、ノースロップB-2の初飛行。(アメリカ)
11月9日 ペルリンの壁崩壊。(ドイツ)
1990年
9月30日 ロッキードF-22の初飛行。(アメリカ)
1991年
9月15日 マクダネル・ダグラスC-17グローブマスター3の初飛行。(アメリカ)
12月26日 ソ連崩壊、ロシア連邦に。(ロシア)
1994年
6月12日 ボーイング777の初飛行。(アメリカ)
1995年
10月7日 三菱F-2の初飛行。(日本)

初飛行の機名の後ろの( )表記は原型機の名前。
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